善意が勝つ世界

善意 思考~thinking

わたしのイメージでは、
良い人とかやさしい人は何だかんだ苦しんだり損したりすることが多い。
日本昔ばなしみたいに、
善なる者が救われる世の中にはなってない。

でもやっぱり、
良い人とかやさしい人が得をする世の中であると、
希望をもってみたい気持ちがある。

【善が得をする、勝つ世界】
と相対する
【悪が得をする、勝つ世界】
を同時に想像すると、圧倒的に後者の
【悪が得をする、勝つ世界】
が現実的に思えてしまう、悲しい事実にぶち当りました。

小さい頃からよく見る絵本であったり、
番組だったり、
アニメでは圧倒的に
【善が得をする、勝つ世界】
が多いのに、
どうしてそんな世界を想像することが難しいのだろう、
と思った。

そもそも私が刷り込まれてきた【善】というものは、
相手に譲る、
相手の気持ちを優先にすることで発揮されるやさしさ
が描かれていて平たく言うと、
「負けることで生まれる善だから」
ということに気づいた。

だから、
「相手より自分の気持ちや行動を優先する=相手に勝つ」
という理念は悪に近いものとイメージづけられ、
善なるものの負け癖をつけられた結果、
【悪が得をする、勝つ世界】
が出来上がってしまったのだと思う。

自分を優先する利己的な感情は、
勝つ
ことに必要な感情なので、
この感情を持ったままでないと
【善が得をする、勝つ世界】
はないと感じる。

果たして利己的な感情をもって、
自分第一で行動しても良い人、やさしい人になれるか。

わたしには、なれるイメージが湧かない。
どうやら弱い立場が善であるという洗脳が解けないみたい。

むずかしいな。

アイキャッチ画像:o-dan

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